コンビニで「天」第8集買ってきました。いや、お前単行本で持ってるだろとか言いっこなしですよ。
東西決戦も決着し、ついにアカギ死生観編(テキトーに命名)突入ですよ。ここは
マジでおすすめですね。是非みなさん
コンビニに走りましょうw因みに麻雀全然やってませんので。
東西戦の猛者を集めたと言ってますが、西の
三井とか尾神とかは?そもそも新聞気付かなきゃダメじゃん、という説もありますがその辺はおいときましょう。
とりあえず、
初老のアカギもイイ!!以下、ほのかにネタバレ。
1人ずつ面会していきますが、健と鷲尾がほぼ端折られてるのが哀れ。まあ東西線でも早々に脱落したので扱い的にはこんなものでしょうか。
金光も銀次もアカギの言葉に泣いちゃいます。一言一言決まってますね。
9年前「ワシはもう長くないやろ。」とかいってタンに血混じりまくってた僧我の爺さんですが、車椅子してるもののむしろ
あの時より元気そうです。
そして一つ目の山場、生き死にをかけたギャンブル「ナイン」が始まります。
簡単に説明すると、この「ナイン」、互いに1~9までのコマを持ち一つずつ出して大小を競うもの。勝った方は負けた方のコマを獲得し(引き分けはそのまま放置)最終的に手元にあるコマの合計で勝負するというもの。
6,7,8当たりでちゃんと勝つのが大事だったり、自分の1や2を相手の9,8にぶつけると有利になるあれです。
というわけで、
最後の頂上決戦「怪物」僧我三威
vs.
「鬼神」赤木しげるところが、ここで赤木は全ての手駒を僧我に合わせ、
全戦引き分けにしてしまいます。書くのもアホらしいですが確率的には1/9!=1/362880
だいたい0,00027%悪魔すぎです赤木さん。
俺は偏っている…!
俺は…
唯一…
それを誇りにここまで生きてきた…!
何度読んでもイイ!勝負が人生の全てと言いきったアカギ。
まあ、アカギ第一巻での初登場、13歳の時には警察が彼を捜しにきて一番ハラハラすべきなのに他のみんながそっちに気を取られてる隙に河から三元牌を引き抜いたり、
天第2集では東西戦で
人1人刺されているときにそちらには何の関心も示さず、他の奴らが気を取られている隙に卓上の牌を探っていたり
他にもしばしば死を恐れない、というか周りからすると死にたがってさえいるような戦略を引き、
どんな猛者でもその掌の上で踊らされるという。
間違いなく異常者ではあったんですけどね。
今回はアカギ名ゼリフ集といきたいところですが俺にとってはこの辺りの会話全てが名ゼリフなので。
福本先生やってくれます。
極論といえばそれまでですが、この後の成功を積みすぎたが故に身動きがとれなくなった原田と、まともと言う言葉に縛られるひろゆきに対する赤木の言葉は福本先生が是非言っておきたいことだったのかも知れません。
残る面会は
無類の勝負強さが、数々の不可能を可能にしてきた(第2集より)
我等が主人公天貴史のみ。
すっかり人気を赤木しげるに持ってかれても最後には決めてくれる、はず。
この文ではバラバラすぎて何がなんだかですが、赤木しげるは「天」では赤木、「アカギ」ではアカギという表記でした。
アカギの人生観というか死生観に惚れました。
アニメで「闘牌伝説 アカギ」をみてる人も、福本漫画を読んだ人もこれはオススメです。保管用、観賞用、読書用に三冊は買うことをおすすめしますw