・復讐者のエネルギー。これもギアスの記事だったかはもはや忘れたけど「天才と偉業とコンプレックス」の話はどっかで書いたような気がします。
復讐というのはあれをさらに強化したような感じです。
そこから生まれるエネルギーは凄まじい。
復讐者は3人。
・スザクとコーネリアスザクがなすべきことってランスロットで暴れまわって何が何でもゼロを見つけてフルボッコにすることではなくて、
ユフィの掲げたものを継いでいく事だったり、あるいは彼が以前言っていたことを実現させることだったりするんですけど。
もちろん状況は変わっていますし、どっちにしてもゼロは障害となりそうですが、
今のスザクにはそんなことはもうすっ飛んでいる様子。
ロイドを殴って俺ルールでランス飛ばして暴れまわってたりとか、
最後にルルーシュに放った「お前ちょっと待て・・・」な台詞とかを考えても
もう
精神状態としてはニーナに近いかと。
ですから、スザクが変に正論を言ったりするよりは
かつて以上に「お前を断罪する!俺が正義だ法律だ!」な今の方が自然ですし、ある意味彼らしいと思うんですよね。
やけに正論を語る復讐者とかイヤでしょ。
まあ、ニーナよりはまだ周りは見えてるほうかな?
ニーナは本気で生徒会の人とかが人質になっても迷うことなくゼロ巻き込んで自爆しそうな勢いでしたしね。
コーネリアもまた復讐に燃えています。
彼女らしからぬ戦略は、ルルーシュの知略?を引き立てるためにスタッフに猪突猛進キャラに変えられてしまったというよりは、彼女の頭の中はユフィの仇討占められてて、一応上に立つものとして指揮は執るものの、もう周りがあま見えなくなってしまっている状況なんじゃないかなとか。
・ニーナで、そのニーナですね。周りの見えてなさ加減は、スザク、コーネリアの比ではありません。
キャラとしては出てきたときに「うわきたww」と思わせるくらいは出来たんでしょうけど、話的には結局何のために出たのかがわかりません。まあいいか。
租界ごと吹っ飛ばすとなるとサクラダイトでも役不足、ということで核でしょうかね。
確かニーナは核は「エネルギー源」として考えていたような気がしますが、これまた以前どっかで話したとおり、基本的には
反応を制御する必要がある原子炉よりも、とりあえず爆発させて反応を連鎖、暴走させる核兵器の方が作るのは容易だと思われますので(そんな単純な話じゃないかも知れんけど)、まあ途中の副産物で出来たとか、復讐に狂ったニーナが完全に兵器として開発を進めた可能性が普通にあるかな。
・黒の騎士団井上~~~~!!!!!!!!!!!!
なんてこったい。
て、まあそれはいいとして「他人の事など知ったことか!」な脅威のシスコンが凄いこと言い出したので騎士団もひどいことになってます。
ああいう寄せ集めの団体にとっては精神的な主柱の不在が与える影響は計り知れません。
指揮能力だけなら藤堂もまた素晴らしいでしょうが、何より士気に関わる部分ですから。
実はとんでもない人らしい、という藤堂よりは
実際にそのとんでもないことを彼らの前でやってのけたゼロがカリスマを持つのはまあ自然なことで。
・ルルーシュ藤堂、コーネリア、ギルフォードを別格とすれば(て別格多いな)
ルルーシュは俺が一番好きなキャラでありですね。
で、だ。まあなんつか、お前それはないだろう。
今回は極悪な事この上なしだったんですけど
何故かそれをそこまで感じないのは
予想以上の小者っぷりを披露してある意味笑いを誘ってくれたから?
ただただナナリーの幸せのためにといった結果。
もちろんこれは彼が最初から言っていたもので、
ナナリーはルルーシュにとってかけがえのない存在なのですが。
ここまで来て
ナナリー>>>>>>>>>>>>>>>日本、他の仲間
か。
「かえはいくらでも効く」「過去」
この辺は今週のやっちゃった発言。
まあそれ以外にもいろいろあったけど
「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」とかっこいい名台詞を言いながら
肝心のルルーシュ自身が「撃つ覚悟」を持たずに上に立ったのが悲劇の始まりというか。
良くある話ですが、気付けば舞台からおりることが出来なくなりましたね。
事故で親友の父を間接的に殺し
うっかりで初恋の人を自分で手にかけなければならなくなり。
覚悟を決める、というよりは
「ホントはやだけど、覚悟を決めなくてはいけなくなる」
てのが正しいかな。
そんなルルーシュにたいしての
「勝てよ。過去に。行動の結果に」(超うろ覚え・・・
というセリフは凄い。今週の名シーンでした。
あ、それで思い出しましたが、
「お前が魔女ならば、俺が魔王になればいいだけだ」 かっこいい事言ってくれるじゃないの。
C.C.も感動ですよ多分。
まあ今のルルーシュが「魔王」とか言ってもギャグな気はしますがこの際それは置いておいてww
コードギアス総括
コーネリア様最高!!昔のコーネリア様も美しくあらせられました。
手負いのコーネリア様も艶やかでいらっしゃいました。
スペック差などなんのそのでゼロを追いつめたときの狂気のお顔も麗し・・・・いや、あれはさすがにww
つか、生きててくださいよ・・・マジで。
で、続編なんですよね・・・・・。
デモ昔からこういうのありましてね。
・二作目(続編)のジンクス一作目が非常に好評だったときに、その続編、二作目が一作目に見劣りしたり、期待を裏切られたりすることが多いというそんな法則。
もちろん世の中には1作目はあまり注目されずに、2作目でヒットしたものもあるのですが、
1作目でいきなり出てくると、話題にも上りますし、文字通り彗星のごとく現れたわけで、ファンの期待も高まりに高まる、ということで、でもってそういう時に得てして続編てのはなんだかな~な出来になってしまって、てことが多いんでしょうね。
むろん、見事それに打ち勝ったシリーズもあるのですが。
後は、原作アニメもので、続編製作したら絶対こけるだろうな~と思わせるものは結構ありますね(あ、だから続編作らないのか(違))。
まあどれとは言いませんが。
ちなみに
完全に俺の主観ですがこんな感じ。
若干無理矢理なモノもあるかな
独断と偏見によるジンクスの例
アニメ
スクールランブル と スクールランブル二学期
漫画
賭博黙示録カイジ と 賭博破戒録カイジ
シティーハンター と エンジェルハート
・・・・というかジャンプ黄金期の続編のほとんど。
音楽
守護神伝 と 守護神伝~真章~
Emerald Sword Saga と The Dark Secret
The Valley of the Damned と Sonic Firestorm
ゲーム
グローランサー と グローランサーⅡ
EVE burst error と EVE The Lost One
他多数
種 と 種死はどうかなあ・・・・ちょっと微妙なところかなあ・・・。
・三作目の法則ジンクスがあったり、逆に無名だったものが二作目で売れたりとかいろいろあるものの、基本的には二作目は一作目の続編であり、雰囲気的にも似たものが多いのに対し、
どうも三作目となると、いろいろと新しいことに手を出したりしたくなるらしいです。まあそれがうまく行けばいいんですけど。
後は過去に帰る場合が多いですね。
グローランサーとか、レイフォースとか、ラングリッサーとか、ドラゴンクエストとか。
何が言いたいかというとですね。
もう俺の心はコードギアス3期まで飛んでるんです。
藤堂、ギルフォード、ダールトンに焦点を当てたふんだんに男くさい 過去話とかが見たくてしょうがないんですよ。ルルーシュも好きなんですけど、主義主張やその他もろもろから、この手の武人キャラにはやはり及ばないというか・・・・まあ俺的になんですけど。
主人公:藤堂
メイン:コーネリア、ギルフォード、ダールトン、ナオト、扇、千葉、C.C.、オレンジ
癒し要員:マリアンヌ、ナナリー
ショタ要員:ルルーシュ、スザク、リヴァル
こんなんでよろしくww
それはおいといて真面目に続編の話をするか。
最後に撃ったのは、カレンかな、という気がします、今のところ。
続編は
主人公は全く新しい人間というのも面白い。
例えば、ゼロと黒の騎士団のテロ活動のおかげで大事な人を失った人間なんていうのは腐るほどいるわけで、その中から
もちろん単なる復讐劇じゃなんにもならんので、そこは一ひねりいりますが。
ルルーシュが主人公でもいいんですけど、また似たような、こんな展開でもしょうもないので、ちょっと別角度から見てみたいなと思うわけですね。
超ありきたりな展開ですが
ルルーシュが二期の最後に死亡するような展開もアリかも知れない。
もしこうなる場合は、恐らく二期が開始するときには既にスザクは死去している場合もあるかと思いますが。
まあ妄想だけでどこどこ出てきます。
でもどうせ後で結構変えてくるだろうな、スタッフ・・・。
今回で誰が死んだか誰が生きているかも結構流動的な気がします。
上の話の続きですが
実際にシャーリーとか近しい存在でもいいんですけど、
そういうキャラが出てくるのもアリだと思うんですね。
ナナリーの幸せだけであれば、こうする必要はなかったはずで
ルルーシュにはもう一つ「ブリタニアの打倒」という目的もあったわけですよね。
君は、最後の最後に世界を裏切り、世界に裏切られた!君の願いは叶えてはいけない!!これはルルーシュのどっかの彼を彷彿とさせる言い訳にたいしてのスザクの最後のブチギレ発言。
この後にさらにスザクは「おいおい・・・」な凄いことを言うのですが(この辺はまあ上の方にぐちゃぐちゃ書いてありますのでそっちを)
まあ、一応こいつを少し。
王の力は人を孤独にする、とはこのお話の原理でもありますね。
ブリタニアの打倒を目指すゼロの行動の結果巻き込まれた人間の数は数知れず。
もちろんそれによって救われた人だって多いでしょうけど、
基本的には、多くの人の命と願いと希望を奪ったその上、屍の上に成り立つのが彼の道であり、王の道。そこを進み始めてしまったルルーシュには引き返すこともとどまることも許されません
まして、大多数の他人の願いを踏みにじりながらその道を歩く者が自身の個人的な願いを叶えようとするなどと・・・。
てな感じなんですけど
「ブリタニアをぶっ潰すために組織を作り、戦を仕掛け、そのために犠牲になる人間は多いがそれはやむを得ない。
でも俺の願い(ナナリーを幸せに)は譲れない」
なんてまあずいぶんと欲張りなお話ですけど、その方が人間味あふれる(なんでもこれでかたづけるのも問題か・・・?)感じですし
あえてそんな矛盾した願いを抱えるルルーシュを主人公にして、彼の苦悩する姿やある種のエゴをしっかりと描いたのがまたいいんですよ。
いや、さすがに今日のルルーシュの行動は引きましたけどねww
しょっぱなから覚悟決めた主人公がひたすら王道進んでいくのも、まあアリといえばアリですけど
ヴィンランドのアシェラッドとかこのアニメの皇帝みたいな感じになっちゃいますよ。
同様にスザクのその矛盾もまた興味深く魅力があったり。彼は最後どうなったんでしょうね、真面目なところ。
両者ともツッコミ所満載で、だからこそ二人とも魅力的で。
共闘するのも大団円かもですけどやっぱりギアス的には完全に決裂した今の方が面白いかも知れない。
ただ、視聴者である俺にとっては魅力的なお二人ですが、当然作中にはそんな事言ってらんない人はたくさんいて。
そうすると、さっき言ったみたいに、
ゼロによっていわれもなく自分の大切なものを奪われてしまった人間の視点から、彼の行動を見てみるのも面白いと思うんですよね。まあこの辺はまた期待しながら待つとしましょう。
コードギアス~反逆のルルーシュ~まず主人公であるルルーシュが非常に魅力的なキャラクターだったのは、基本ですけど大事ですね。
スザク、カレン、C.C.など、その他のキャラもみな味がありましたし。
というか、ギルとかコーネリアとか藤堂とかロイドとか、脇役ともいうべき人たちが本当に素晴らしいんですよ。
最終回なんかルルスザの2人よりも輝いてたよ・・・・生死が結構危うい人も多いけどw
ネタも泣かせも緊迫も悲劇もいずれも秀逸でしたし、久しぶりにのめり込んだアニメでもありました。
ネタといえばあの人の事に今回全く触れてないですけどww
いやあもう出てくるたびに吹き出しそうでしたよwwww
最後に思い出したこと。
どうでもいいけど、今回見てたらふと思い出したんですよね。
自身の言葉で表現できないのは馬鹿侍クオリティですが。
世の中に不満があるなら自分を変えろ。
それが嫌なら耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ。
それも嫌なら・・・・
~草薙 素子~俺はどっちかというとこっち派なのでw
あえてそれと真逆を行こうとするルルーシュの行動というのがまた興味深かったり。
ではまた、続編でお会いしましょう。