“バトル・メタル”を標榜するフィンランドのヴァイキング軍団が贈る、真の意味で衝撃的なデビュー・アルバム。メンバーたちが敵軍兵士の脳天に剣を振り下ろし、眼球をくり抜くCDブックレットも凄まじいが、勇壮なオーケストレーションとヴァイオリン・笛といったフォーク楽器、男性の雄叫びとデス・ヴォイスなどが渾然一体となったメタル・サウンドはドラマチックなあまりに失神者続出!の激しさだ。(4)(7)などは出色の出来ばえで、隠し味として使われているプログラミングも効果的。聴けば聴くほどに味わいを増す、漢(おとこ)の隠れ家的アルバムだ。死地におもむくつもりで聴いて欲しい、ペイガン・メタルの極北。ここに神話が始まる。(山崎智之)今にも一揆が始まりそうな音楽です。
まあ「バトルメタル」ってもろに書いてますから、それである程度正しいんですけど。
あまりの臭さに笑ってしまう表題曲
「BATTLE METAL」はやはりお薦め。
逆に言ってしまうと
正直それ以外で琴線に触れるような歌はあまりなかったような・・・・。
いずれもturisasらしい漢臭さ、泥臭さは満載で
勢いもいかにも「ヴァイキングメタル」という感じですが、表題曲以外にパンチのある曲があればもっと良かったですね。